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シンガポールボートキーにおける私自身がぼったくり被害に遭った詳細をまとめます。
今後犠牲者を作らないために詳細にここに記します。ボートキーにて食事をされる際は参考にして頂ければと思います。

男友達が東京から大学院受験のために来星し、試験終了後夕食を共にすることになりました。
予定どおり集まりMarina Bay Sandsの展望台で夜景を見て、マーライオンで記念撮影とこなした後、お腹が減ったのでボートキーと言う飲み屋がいっぱいある通りにやってきました。はじめは日系経営者のお店であるエノテカ・ル・オペレッタEnoteca L'Operetta に行こうかと考えたのですが、せっかくなので、ローカル系でという話になりチリクラブを食べることに。

が、正直チリクラブといえば、JUUMBO、ノーサインボードといった有名店ぐらいでしか食べたことがなく、ボートキーでは知ったお店はありません。友人は深夜便にて東京に帰ることになっておりましたので、時間も差し迫っていました。仕方なく、客引きのあるお店にしました。決め手は『生ビールのジャグを無料でつけるよ』との一言で。聞くところによると、どこもこのセールストークは使うようです。。
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このお店で被害に遭いました。。。

ウェイターが来ます。「チリクラブはどれにする?大きいの、小さいの、安いの?」折角来たので、大きいのでいいのではないかという話になり、「2人で食べるのであれば小さいのを用意する」と言われました。それで問題ないと伝え、他に青菜のガーリック炒め、シーフードチャーハン、もうひとつ追加で生ビールジャグを頼みました。この際、よく価格表と概算の値段を聞いておくべきでした。値段表にはたしかに小さくですが、値段が書いてあります。
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オーダーしたものはCrabにあるKingCrabというもの。よく見てみると、100g単位での表示なっています。1kgでありません。蟹を甲羅付きで100gで食べられるわけがありません。1000g単位で考えると218ドル。この時点ありえません。急いでいたというのもあって、そこまで計算できませんでした。

ビールを飲みながら話していると、隣の席にリタイアされたであろう西洋人の素敵な夫妻が店員にクレームを言っていました。明細についてクレームを言っていいるようでした。ウェイターがメニュー表を使って説明しているようです。この時点で何か怪しいなぁと思っていたのですが。。。

問題の蟹がやってきました。無茶苦茶大きいです。ハーフ&ハーフにすると言っていましたが、大皿で2つに分けて持ってきました。味は普通。香辛料の味がきついぐらいです。

話しこんでいて、気付くと時計は22時を過ぎていました。友人のフライトはSQ11:55発便。急いで会計をして出ようということに、ウェイターにチェックをお願いしました。その際、ビールのジャグには半分ほどビールが余っていたので、『テイクアウトしたいので、プラスチックコップに入れてくれ』と言ってみました。少し驚いたようですが、向こうは750ml入りのタイガー瓶ビールを2本持たせてくれました。シンガポールに来てここまでサービスを受けたのはじめてでした。嬉しくなってしまった自分が愚かでした。

この後でくる高額請求が来ることもしらず。。。。

待てどまてど、ウェイターはチェックを持ってきません。こっちも気が焦っていたので直接キャッシャーに向かいます。早く出すように伝えると、店員がレジを打ちます。そこには800ドル(日本円して52000円)の請求が載っていました。目を疑います。『一番小さい蟹を頼んだつもりだ。このkg数がそうなのか』『そうだ』と答えます。友人が云います『完全にぼったくりだ。シンガポールにきてまさかぼったくりに遭うとは』時間は22時25分を過ぎていました。飛行機に間に合わなくなる可能性があるので、仕方なく支払うことに。急いでタクシーを捕まえ、見送ります。

遠くになっていくタクシーをみて無力感を感じました。

以上です。



今後の対応ですが、レシートを持っていれば訴えられるところがあるようなので行動に移そうと思っています。本当にお気をつけください。元々ボートキーはぼったくりポイントのようですね。一番上の画像を見て頂くと分かるようにそういったキャンペーンをやっておりました。まさか、自分がね。そう、そのまさかなんですよね。

渋谷、新宿のぼったくり系の店に詳しい某S氏によりますとこういったぼったくり系の店には共通点があるようです。

・こぎれい、雰囲気が良い
・ちょっと値段が高い。生ビール500円のところが、780円とか。
・出てくるものはまとも。
・一現さんだけでいい、リピーターはいらないとはっきりと認識しているので、がちにやりにいく。

海外の日系レストラン、飲食店がいかにまともに商売をしているか、本当に勉強になります。僕もまともな日本人として現地に貢献できるように自己研鑚し続け、結果を出していきたいと思っています。読者の皆様、改めて今後ともよろしくお願いします。


追記ですが、チリクラブにかかわらず、他の魚系もぼったくりです。
例えばRED TILAPIAとありますが、これは一時期日本でも鯛として流通していた淡泊系の白身魚ですが、ウェットマーケットで買うと1kg=5SGDで買えます。先ほどの価格表でみると1kg=48SGD。
ありえない価格設定です。もう全てがぼったくりプライスになっています。

以下のコメントが本人より届いております。

被害者コメントとして:
 「数えてみたら世界四十五カ国目、初めてのぼったくり被​害でした(笑) 蟹三昧、注意散漫、金五万!」