衛生資格者の試験を受けてきた。これがけっこうナイスだったので詳細にレポートする。WDA(Workforce DevelopmentAgency)というところが認める専門学校で受験する形になっており、WDAのサイトにその一覧がある。教えて頂いたFさん、いつもありがとうございます。
http://www.wda.gov.sg/content/
今回受験してきた学校はARISEというところ。いくつかの学校に問い合わせしたところ、1時間も経たないうちにレスポンスがあり、シンガポールではなかなかありえない衝撃的に早い対応に心を動かされ、ここに決めた。ちなみにいくつかの学校のここ以外はまだ連絡が来ていない。。。
英語と北京語のクラスがあり、朝9:00スタートの18:30が終了予定とのこと。毎週水曜日が英語のクラスとのことで、先方から送られてきたエクセルの申込書に記入し、送信して予約が完了した。前日はリマインダーのSMSが携帯に届いた。こんな経験はシンガポールでは始めてだ。迎えた当日、パンと牛乳をセブンイレブンで買い、専門学校に向かう。最寄り駅はMarymount。いくつか学校も多いみたい。MRTの出口を出て、専門学校に向かう。歩いて5,6分ほど。
受付にいきパスポートを出そうとすると財布から見えるエクスパイアしたWorkholidayPassを見られ、提出を求められるも、期限切れているんだよね、と伝えると、ビザがエクスパイアしているのかよー的なことを言われる。パスポートでもOKと言っていたのはお前じゃないのか…と思ったが、問題なく受付できた。ビザが取れた時は情報をアップデートしないといけないので、その際は25ドルだよと言われる。またしても小銭がかかるのか…。あざとい。
授業が始まる。一番最初にApplyの紙とテキストを渡される。講師はインド系シンガポーリアン。狭い部屋で声も大きく。THE 講師という感じ。重要なところを分かりやすく説明してくれるのでとても分かりやすい。
受けている途中から気付きだしたのだが、テキストに載っている英単語の意味が分からないのだ。バックには電子辞書を入れていたのだが、しばらく使っていなかったので電池切れ。この英単語を知らなさすぎることが、あとあと大変なことになる。
午前中の授業が終わり、近くのホーカーに。ピザを食べる。意外と美味い。
13時に後半の授業が始まるも、睡魔がたびたび襲ってくる。3度目ぐらいの睡魔に屈し。10分ほど落ちる。落ちた後はすっきりして授業に集中できた。最後は実技講習みたいなのがあり、けっこうしっかりとやるんだなぁと上から目線で感心しきり。
15時過ぎからテストが始まる。4択問題で正解を丸していくタイプだ。イメージとしてはTOEICを参考にしてもらえばいい。始まってからものの数分でTOEICを受験している気分になってきた。どう見ても英単語が分からないのだ。分かっても意味が誤訳だったりするのだ。例えばproper tempertureとい言葉。日本語で言うと適切な温度。食品なので、適切な温度というと冷蔵庫の温度を指すのだが、properだから常温=普通の気温?という明らかな誤訳をかわし、48問中29問正解にて見事、不合格として飛び散った。
落ちがついてこのまま終わるのかと思えば、日本で言う追試があり、もう一度時間をやるからしっかりやれ、みたいなことを言われる。30分ほど再試験をし(前の試験は55分)、再度提出すると、41問が正解に。
しかし、これでは合格点を出せないと言われ、一度面接をしてから、また再度追試にという話に。おおぉぉおぉ何度やれば。。。給食を残して、掃除時間中も一席だけ取り残され、ホコリが舞う中に食べさせられた青菜の炒めを思い出す。
全員がペーパーの提出を終えた後はその後、面接と実技試験とテストのできなかったところの復習である。不正解だったページを言われ、ページを出し、そこを音読。『やばい音読しても単語の意味が分からない。ただの記号だ』という疑問符を浮かべながら10ページほどを読み上げる。その間も、英語で指示が飛ぶのだが、聞き取れないところもあり、インド系シンガポーリアンの英語も余計にまくしたてられる。ぅぅぅぅぅぅぅぅという気持ちだ。煮え切らない家庭教師モードである。
そして3回目の追試の時間。
朝の9時から一緒にいることもあるのか、向こうもこちらのことを理解してきたみたいで。こいつは理解できないわけではなく、ただ要所要所を捉えていないだけなのだということが分かってきたらしい。早々、単語が分からないんだよね。と。会話としてはこんな感じだ。
『なぜだ。何故考えようとしないだ』
『テキトーに答えるな。どちらがイエスでどこの部分がノーかが分かればいいだけじゃないか。答えはでるだろう』
『ここの問題はお前が寝ていた時に説明した時の問題だ』
『まさか、お前この言葉の意味が分からないんじゃないだろうな?』
「イエスらー」
ということで、逆にこちらからこの単語の意味は何だと質問をするようになったところ、流れが変わる。ひたすら単語の意味について聞きまくり、正答を導きだす(といってもそこまでおおごとではないんだけど)。そして最後には全問正解となり、承認書を頂けることに。
実に、長かった。実に。朝の9:00から始まり、終わったのは19:45である。居残り勉をさせられた後、解放された何とも言えない爽快感。そして手には承認書。やっぱり今日ぐらい追いつめられないと駄目だな。とMっ気まんまんなことを考えられながら帰途につく。ボートキーで豚骨ラーメンを食べ一日が終わった。
ということで昨日は終了。今日からもっともっと自分を追い込んでいきたいと思います。写真は専門学校の写真です。先方はとても面倒見がよく、本当に懇切丁寧に教えてくれるので、とてもおススメです。受け答えのレスポンスもよく、対応には困らないと思います。これからテストを受けられる方は是非ともご利用ください。参考までに住所等を載せておきます。
Arise Services Pte Ltd
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Tel: 6255 5373 Fax: 6255 5483
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