シンガポール移住起業日記

2011年12月、29歳の時にシンガポールへ移住。シンガポールで会社を作り起業しビザを取得。Privilege Barbecuesというシンガポール国内向けBBQ食材のネットショップを立ち上げ、事業譲渡致しました。現在は、再起を図るため東京のベンチャーキャピタルにて働いています。

2012年01月

お問い合わせをいただくケースがあるのですが、運営者の独断と偏見にて対応しない、返信しない場合がございます。予めご了承くださいませ。最近お問い合わせ頂くなかで多いのが、何も下調べをせずになんとなーく「アジア進出したいんだけど、力になってください」とメールをされる方。まずはGoogleで一生懸命調べてください。何も調べずに問い合わせてくる人がほとんどです。自分で調べようともしない人とは付き合いたくないのが本音です。日本は世界の情報が”日本語”で取得できる情報公開が世界でも進んでいる国の一つです。調べ方が分からないという方は海外進出しない方が身のためです。

はじめてシンガポーリアンと飲む

 昨日は貴重なお休み。午前中は髪を切りにラッフルズへ。日系美容室だったが、切ってくれたのはシンガポーリアン。ちょっと詐欺にあった気分に陥る。結果としては、うーん。こんなもんかーという状況だった。その後、仕込みをしに、仕事場へ。一度自宅に戻り、シャワーを浴びて夜はRobertsonwalkへ。はじめてシンガポーリアンと英語で二人きりで飲むため。もちろんやはり聞き取れない。ディテールがよく聞こえない。まだまだまだまだまだまだと改めて認識した次第。が、お酒の力とちょっとした会話のきっかけからかなり仲良くなり、2次会まで行ってしまった。
 昨日の彼は某投資銀行を辞めてアメリカ人のパートナーとコンサル会社とコーポレートアドバイザリーの会社をやっている。なぜ起業したのかという話のなかでMBAの話になり、『今のマーケット状況だと、MBAよりもマーケットの変化の方が早いから下手に2年間勉強しているより実際に事業を興した方が成長できるよね』と言ってみたところ、『そうそう、その通りだよ!!』と。これが盛り上がった会話のきっかけ。同じこと考えている奴がいるもんだなぁと思ったと同時に、どこに人の興味関心があるか分からないなぁと思った。趣味の話でMTBとレース使用の自転車を持っているという話にもなった。「高いよね自転車って」とか言っただけでも会話の流れが変わったし。無駄なモノは何もないんだなぁと。もっともっと高い情報感度を持って色んなメディアのものを読んで知識から智恵へと昇華させたいなぁと。

話は変わるが、シンガポールは日曜日休みなお店が多い。なぜ多いのかと今の店のオーナーに聞いてみたところ次のような返答が。『シンガポーリアンが休みたいんじゃないかな。そして休むスタッフが多いから店を閉めるという状況だと思う。シンガポールは10年、20年前の日本だと思っている。俺はシンガポールに来て7年が経つけど、毎年確実に日曜日営業の店が増えてきた。みんな知っているんだよ、日曜日に営業すれば儲かるって。ただ何となく休みにしなきゃいけないとか、みんな休んでいるからといったことで休みなだけ。これから月日が経てば日曜日営業も当たり前になる。』

自分はこの発言からサービス発展途上国シンガポールがこれからサービス先進国の日本並みを目指していくこと。グローバル化によってそれは避けられないことを感じた(言いすぎかな)。だからまだまだシンガポールはサービス産業において起業できる分野が多いと僕は思う。シンガポールは成熟しきった。もうチャンスはない。というのは嘘だと思うんだな。

グローバル時代の価値基準

久々の連続投稿である。暇ではないが、思ったことを記入しておいた方がいいなぁと思い。

タイトルはよくありがちな言葉なのだが、単純な話、物の値段が高い、安いとかそういった話である。自分のサービスを展開しようと思って居酒屋さんにてテストマーケティングをしているのだが、そのプライシングについて思うところがあり書く。まずシンガポールでは次のような壁がある。

・10SGDの壁。例:ランチの値段等でよくみる9.9ドルランチ(590円程度)
・15SGDの壁。例:風堂シンガポールについて日本人に意見を聞くとこの値段を超えてくるからという人が多い。(900円程度)



確かにホーカーと呼ばれる現地人向け屋台で食べるとそこそこ旨くて3SGD(180円)で食べられたりする。自分は少しもの足りないのでもっと頼んでしまうのだが、女性であれば十分な量である。日本の価格帯×80%ぐらいのイメージ。例えば日本でランチ頼むと850円前後だったりと。シンガポールで600円前後と。

今の飲食店では8ドルでラーメンを出している。日本で言う500円程度。
その中で自分の商品の値段は6~8ドルの価格設定をしていて、結論から言うと高いという判断をされているのが現状なのである。本家の神楽坂のお店に相談してみたところ、4SGDのラインが妥当なのでは?という意見が。確かにこちらで4SGDで焼き魚は食べられない。

書いていてなかなか話がまとまらないのだが、この基準のベースになっているのは20代後半から30代前半の若手駐在、若手現地採用の人たち。この人たちの価値基準の高い、安いというのは世界共通で使える値段のモノサシになるのではないかと感じている。非常に抽象的な話になって申し訳ないのだ、具体的に書けば先ほどの自分の商品の値段は高くて、日本プレミアム乗りすぎ!!と思われているということだ。

魚と肉だったら魚の方が高い。これは万国共通の認識。
そういった意味で少しずつだが、確実に、思っている以上に早いペースに日本食の大衆化と低価格化が進んでいる。そして日本人駐在、現地採用若者が感じている高い、安いというのは国境を越えても同じになってきている。ということを書きたかったよ。海外だから日本食高いよね、とかはもう時代遅れなんだなぁと。

もうちょっと上手くまとまったら改めて書き直します。

パンツがない。

どうも大家にパンツを取られている模様である。パンツがないのだ。

5日ぶりに洗濯をしようと思い、洗濯物を洗濯機に入れる。そして着替え用のパンツを探したのだけれど、ない。あれーこっちに来て3枚は買っているのに、なぜないのだ。。。と改めて考えてみる。今の大家は片言の日本語を話すチャイニーズ系シンガポーリアン。HDBという住宅公社が供給している部屋を大きく改造し、日本人、台湾人を対象に部屋を貸している。その金額各部屋1150SGD。はっきり申し上げて高すぎである。この金額でBBQピット、プール付きで借りられるよ、とたくさんの指摘を頂いた。そんなぼったくりルームに滞在しているのだが、この大家はゲ○で女形。別にゲ○を否定するつもりも、差別するつもりも全くないのだが、この大家は部屋には勝手に入るわ、洗濯物を洗ったら親切心か、干してくれるし、たたんでくれるのだ。はじめはいい奴だなぁと思っていたのだが、Facebookで投稿してみたところ、女形のゲ○にはよくある話とのこと。それが趣味というか嬉しいらしい。もちろん、マッチョだ。

改めてパンツ数を数えてみたが、やはり数がない。6カ月以上滞在する人がパンツ数枚しかないって。どう考えてもありえないでしょ。こっちで買ったパンツ1枚も無くなっていた。

どういうタイミングで大家に切り出すべきかわくわくしてきた。

引っ越しを検討中

こちらに来て1カ月経ったが早速引っ越しを検討中。理由はいくつかあるけど次の通り。

・HDBでKallangという駅近ではるが1150SGDはやはり高い。コンドに住める値段らしい。。。
・BBQ屋を考えているのにBBQピットがついていない家に住むのは問題。

1カ月分の家賃を捨てることにはなるのだが、こちらに来ている意味を考えれば、勉強代だと思って割り切るしかない。可能であればプールがついてあるところがいいけど、無理そうだなぁ。とにかくBBQをできるところ、探します。

それにしても商売って本当に難しいね。実際にやってみて分かることは沢山ある。どんどん挑戦して、やり続けないと。負けたら終わりじゃなくて、止めたら終わりなんだよね。始めた時点でゴールまで80%まで到達している。あとは工夫と胆力が問題。やり続けないと。

Happy Chinese New Yeay 2012!!

旧正月が明けたらしいけど特に実感はなく。店が閉まっているところが多く、シンガポーリアンは自宅もしくは親戚の家に集まったりしているので街中は人が少ない。ご飯を食べるところが少なく、西洋人かもしくはインド人が集まるようなところは空いていたりする。昨晩は1週間ぶりのオフだったので、こちらで仲良くなった日本人と韓国人とお茶をしてご飯を食べた。Robertsonwalk のピザ屋にてディナーしたが、西洋人しかいなかった。フランスのドラフトビアを頂き満足。その後仕事場もあるCuppagePlazaにてカラオケにはじめて興じる。最新の曲が入っているのか、いないのか分からなかったがかなり楽しめた。その後タクシーにて帰宅。これから仕事です。旧正月で店が閉まっているので今日の人の入りはすごいんだろうなぁ。たしかにこの静かさは日本の正月と似ているかもしれない。

はじめのチャイニーズニューイアーへ

ラッフルズの方はお休みモードに完全に入ったようだけど、自分のお店はしっかりと営業します。はじめての旧正月。明日は大みそかに当たるとのこと。楽しみだなぁ。明日は友人とランチします。夜は未定。今日もしっかりと働きます。やるべきこと、多数です。

今日で1カ月経過

今日で一カ月が経過してしまった。思った以上に早い。まだまだ時間の使い方が上手くない。睡眠時間を削るとミスが多くなるので、その残りの時間の有効活用を。時間をお金に変える作業、より密度濃く、早く、早く、早く。

やるべきこと
・今日仕事場に行ったら、変則的な休みになる来月の予定をまとめて行動表を作成。3月以降の予定も決めたい。
・BBQパーティ企画作り。10回はマスト。

・英語
・会社設立、EP申請に向けての準備。
・原価を下げる努力。相談しまくる。特に飲食関係者に。
・デリバリー事業について見識を深める。

今日は金曜日なので大変です。。。

3度目の価格改定

やっとさっき仕事が終わった。客商売にも色んなタイプがあるんだなぁと改めて思っている次第。自分の直さないといけないところは早めに話そうと早口になってしまうところと、話に割って入ってしまうところ。直さないとなぁ。関心がある時はけっこう熱心に聞き入るんだけど、そうじゃないときは対応が粗雑になるのは直さないと思う。

原価が最近安定してきたことから値段を下げることに。一週間ほどまえに原価が高かったために値段を上げてjからオーダーが入りにくくなった。その反省を活かし。。。にしても飲食店向けの卸しは値段設定が本当に厳しい。ここまで厳しいとは思わなかったなぁ。大量生産と大量受注が無いと成り立たないなぁと思いなおししている。言われてきたけど、実感するのとしないのとでは腑の落ち方が違うので(それでは遅いというかもしれないが)。

今考えているのは下記のこと。

・2串単位でのメニュー考案
・BBQ主催。10回は絶対に。
・個人向けBBQデリバリー事業。

やるべきこと、やりたいことは全てやらないと意味がない。

今から買い出しです。

銀行での口座開設。DBSにて。

なかなかブログをアップできずに申し訳ないです。はい、僕の怠慢です。

さて、本日DBSというシンガポールで一番大きい銀行にて銀行口座を開設してきました。旧正月でかなり待たされたけれど、口座開設ができてよかった。

一番近いBugisにある支店を訪問。一度訪問するが、登録したい住所をメモするのを忘れ、一旦戻ることに。何をやっているのか、自分。再訪し、パスポートとワークホリデーパスのカードを受付女性に提示。口座開設をしたい旨伝えるとアポの形式になるので、約1時間後ぐらいに来てほしいとのこと。近くなったら電話するというので、一度また家に帰ろうと思いMRTへ。隣駅のLavenderというところに来た時に連絡、よく聞き取れなかったがそろそろ来いみたいなニュアンス。30分ぐらいしかたってねーよと思いながらすぐに戻る。また受けつけにて先ほど対応してくれたのとは違う女性に伝えると「ワークホリデーパスだとできないのよー」とか言われる。。。が、前回対応してくれたお姉さんが横から割って入ってきてくれて、何とかカウンターへ。

40分ほど待たされ、管理職と思われるおっさんが出てきて、口座開設用紙ではないが自分の住所、氏名、年齢、仕事は何をしているのか、職種等を紙に記入させられる。仕事、職種は何度も聞かれたなぁ。口座にはいくつものタイプがあって、取引金額や、外国人であるかどうか等によって口座のタイプが違う。自分の口座は外国人口座で預けている金額が5000SGD(約30万)を切ると口座維持手数料が月額2SGDかかるタイプのもの。そして6カ月以内に口座をつぶすると20SGD取られるというものだった。オンラインバンキングはでき、紙での領収書等は発行されないペーパーレスのものだった。まぁ小口取引しかしないので、十分。

その場でキャッシュカードを受け取り、サインをしたら事務手続きはおしまい。なんとか現地人並みに。

今回使った住所は、今住んでいるHDBではない。可能であればそうしたかったが、オーナーに断られたのでお世話になっている方の住所をお借りした。口座開設ができない外国人の気持ちを初めて味わったよ。。。いい経験です。住所って色んな意味があるんだなぁと再確認した次第。

その後、いつも通り仕事へ。
ふぅ。

秋みたいな気候

ここ数日の気候は本当にすがすがしい。秋だな。寒くもなく、心地いいかんじ。こんな天気だったらなぁ。そして雨も突然ふらなければとても最高なんだけど。

昼から働いている居酒屋の工事があるとのことで立ち合うことに。けっこう丁寧に仕事をするシンガポーリアンだった。日本人みたいに細かく仕事をするシンガポーリアンに会うと非常に親近感が沸くのはなぜだろう。仕事のディテールについてこだわる一人の日本人として、しっかり丁寧に、その意識だけは忘れないようにしたいと思う。もちろんそこにこだわり過ぎて時間だけが盲目と過ぎていくのは絶対に避けないといけない。


今日のテーマも食材の購入費用の話に。値段を下げないと売れないなぁ。もっと安いところを探さないと。。。

寝ます。


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