昨日の彼は某投資銀行を辞めてアメリカ人のパートナーとコンサル会社とコーポレートアドバイザリーの会社をやっている。なぜ起業したのかという話のなかでMBAの話になり、『今のマーケット状況だと、MBAよりもマーケットの変化の方が早いから下手に2年間勉強しているより実際に事業を興した方が成長できるよね』と言ってみたところ、『そうそう、その通りだよ!!』と。これが盛り上がった会話のきっかけ。同じこと考えている奴がいるもんだなぁと思ったと同時に、どこに人の興味関心があるか分からないなぁと思った。趣味の話でMTBとレース使用の自転車を持っているという話にもなった。「高いよね自転車って」とか言っただけでも会話の流れが変わったし。無駄なモノは何もないんだなぁと。もっともっと高い情報感度を持って色んなメディアのものを読んで知識から智恵へと昇華させたいなぁと。
話は変わるが、シンガポールは日曜日休みなお店が多い。なぜ多いのかと今の店のオーナーに聞いてみたところ次のような返答が。『シンガポーリアンが休みたいんじゃないかな。そして休むスタッフが多いから店を閉めるという状況だと思う。シンガポールは10年、20年前の日本だと思っている。俺はシンガポールに来て7年が経つけど、毎年確実に日曜日営業の店が増えてきた。みんな知っているんだよ、日曜日に営業すれば儲かるって。ただ何となく休みにしなきゃいけないとか、みんな休んでいるからといったことで休みなだけ。これから月日が経てば日曜日営業も当たり前になる。』
自分はこの発言からサービス発展途上国シンガポールがこれからサービス先進国の日本並みを目指していくこと。グローバル化によってそれは避けられないことを感じた(言いすぎかな)。だからまだまだシンガポールはサービス産業において起業できる分野が多いと僕は思う。シンガポールは成熟しきった。もうチャンスはない。というのは嘘だと思うんだな。